オホーツク海、もう「海あけ」。 2006.03.04

■きのう3月3日、網走地方気象台から網走・紋別地方海氷情報として「海あけ」が発表されました。
「海あけ」というのは、オホーツク海沿岸をおおっていた流氷の全氷量が5割以下になり、かつ沿岸水路ができて船舶の航行が可能になった最初の日、を言うんだそうですが、これは網走では平年より37日早く、暖冬続きだった昨年よりも30日も早いんだそうです。
今年の冬は、異常寒波の影響で久しぶりに「寒い冬」であったはずなのですが、春の訪れも意外にも早いようですね。
流氷観測のできる砕氷船「おーろら号」は引き続き運行される予定だそうですが、現状では流氷は沖合いに去ってしまって、見れる可能性は低くなっているようです。流氷観測をお考えの方は、ぜひ大急ぎで。

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