ギリシャ:山火事による影響につきまして

ギリシャでは6月から各地で山火事が断続的に発生していますが、8月24日(金)より南部のペロポネソス半島の山岳部で大規模火災が発生し、半島西部にある古代オリンピックの発祥地オリンピア(Olympia)の遺跡近くの村まで火の手が達しました。

幸い、火の手は遺跡群には到達しませんでしたが、安全のため、
同遺跡が26日(日)クローズされました。

また、25日には同国中部及び北部地方においても山火事が多数発生し、同国政府は全土に非常事態宣言を宣言し、消防隊、警察、軍隊等が欧州各国の消防隊の協力を得ながら、消火及び監視活動を行っています。

最新情報によりますと、火災の拡大をもたらした強風は収まりつつあり、火災は徐々に鎮火されつつあります。
今回の火災により山間部の村の家屋が消失、60人以上の死者が出ましたが、旅行者への被害は現時点で報告されていません。

JTBアテネ支店では今後も確実な情報の収集に努め、ツアーの添乗員・お客様との連絡を密にとりながら、ツアーへの影響を最小限に抑えるよう、最善の対応をさせていただきます。

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