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熊本県南小国町黒川のアイレディース宮殿黒川温泉ホテルがハンセン病の元患者らの宿泊を拒否した問題で、ホテルの総支配人らが20日昼、同県合志町にある国立ハンセン病療養所菊池恵楓園を訪れ、入所者自治会に謝罪した。しかし、元患者らは「黒川温泉のイメージや自分の地位を守るためのポーズとしか思えない」などとして、今回は謝罪受け入れを拒否した。

 正午前、園に到着したホテル総支配人らは、元患者らを前に、用意した文書を読み上げた。「私の無知と認識不足のために大変不愉快な思いをさせたことを深く反省しています」

 元患者らは「会社あげての人権侵害ではないか」「なにをもとに宿泊拒否をしたのか、明確にしてほしい」などと述べ、詳しい経緯の説明を求めた。最後は元患者側が「次回は本社の責任者を同行のうえで訪問願いたい」と求め、総支配人の謝罪を受け入れなかった。

 この問題は、ハンセン病療養所に入所する熊本県出身者を対象とする県の「ふるさと訪問事業」の中で起きた。今年9月、県が同ホテルに宿泊を予約。宿泊者が菊池恵楓園の入所者であることを11月7日に説明したところ、ホテルから「ほかの宿泊客に迷惑なので、遠慮してほしい」と連絡があった。

 県は感染の恐れがないことを繰り返し説明し、知事名で抗議した。ホテル側は15日に「会社の方針」を理由に拒否。ところが19日に一転、総支配人が記者会見を開いて謝罪した。

☆この問題でJTBは、11/20付けで全国のJTBグループ支店・販売店・提携販売店において、同ホテルを販売停止としました。著しく社の基本方針に反するため、との理由です。(ひ)

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