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・機内から高速ネット、日航と全日空が04年度から。  


米ボーイングと衛星通信会社の宇宙通信、三菱電機は12日、通信衛星を使って地上と旅客機をつなぐサービスを04年2月にアジアで始めると発表した。日本の航空会社では、日本航空システムが04年12月に成田-ロンドン便で、全日本空輸が04年度下半期に長距離の国際線でサービスを始める。旅客機内ではこれまで、電子メールの送受信しかできなかった。

 このシステムは、米ボーイングのネット事業部門、コネクション・バイ・ボーイング(CBB)が運用する。CBBのシステムは、旅客機から電波で送られた情報を、宇宙通信の通信衛星を経由して同社の地上アンテナに送り、専用回線でCBBのネットワークセンターを通ってインターネットにつながる。三菱電機は旅客機用のアンテナを製造する。

 現在、同じようなシステムはあるが、通信速度が遅く、電子メールの送受信しかできない。CBBのシステムは、情報の圧縮方法やアンテナの性能向上などで、通信速度はADSL(非対称デジタル加入者線)並みになる。利用料金は1回の搭乗中に使い放題で25~30ドルの見込み。アジア以外の地域でも同様の仕組みをCBBが世界各地の衛星通信会社や電機メーカーと協力し、世界中どこでも使えるようになる。

 CBBのスコット・カーソン社長は記者会見で「機内の時間を有効に使ってほしい」と語った。

 宇宙通信は、低価格の光ファイバー通信会社と競争しているが、CBBのシステムで衛星通信ならではの特徴を生かす。

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