2010年 第138回「都をどり」― 全券種オンライン販売と発生手配の記録

第138回「都をどり」は、2010年4月1日から4月30日まで開催されました。ジェイプラザでは2010年1月8日から一般向けの受付を開始し、オンライン予約センターおよび四谷カウンターで観覧券を販売しました。当店取扱分は最終的に完売となりました。

当時の取扱席種は、茶券付特等観覧券(指定席)4,500円、壱等観覧券(指定席)4,000円、弐等観覧券(自由席)2,000円で、大人・こども同額でした。

前年の2009年販売ではオンライン予約で取り扱う券種を茶券付特等観覧券に限定していましたが、2010年はオンライン通販・店頭販売ともに3券種すべてを取り扱う形へ拡大しました。

特等席は1階椅子席・2階椅子席・2階左右桟敷席、壱等席は2階椅子席・2階左右桟敷席、弐等席は3階正面桟敷席として設定されていました。座席位置については「おまかせ」とし、場所の指定や希望を受け付けることはできませんでした。

ジェイプラザの通常受付分については、申込みの都度、祇園甲部歌舞練場へ発生手配を行う方式でした。このため申込み前の空席状況案内は行わず、手配結果の回答まで通常2~3日程度を要していました。

申込みは1名から受け付け、公演日の14日前を締切としていました。また14日前以降は取消し・変更ともにできず、買取となる取扱いでした。当店休業日に締切日が重なる場合は、受付期限を繰り上げていました。

公演は12時30分・14時00分・15時30分・16時50分の1日4回で、公演時間は約40分でした。茶券付特等観覧券では、公演前のお茶席で芸妓によるお點前を楽しむことができ、都をどり特製の団子皿も付いていました。

事前にお渡しする観覧券は、当日現地で実券へ引き換えて利用する方式でした。茶券付特等観覧券は公演の40分前まで、壱等観覧券・弐等観覧券は20分前までに引換えを済ませるよう案内しており、席番号などは実券へ引き換えるまで分かりませんでした。

ジェイプラザでは全国からオンラインで申込みを受け付け、観覧券を宅配便で発送していました。当時の送料は630円で、北海道・中国・四国・九州は945円、沖縄・離島は1,260円としていました。

この時点では「都をどり」専用の申込フォームはなく、既存の「エースJTB国内旅行」申込フォームを利用して受付を行っていました。観覧券のみを単独で申し込むこともでき、「ツアー名」欄に「都をどり観覧券」、「出発日」欄に観覧日、「人数」欄に人数を入力し、「その他ご連絡・ご要望等」欄へ希望する公演時間、観覧券の種類・枚数、第2・第3希望などを入力していただく方式でした。

申込み後の手配結果や連絡はメールで行っていました。

一方、エースJTBオプショナルツアーでは、2010年1月29日から「特等」のみをジェイプラザ通常受付とは別枠で販売する予定となっていました。

本記事は、第138回「都をどり」の販売記録であるとともに、オンライン販売を全券種へ拡大し、祇園甲部歌舞練場への発生手配、全国への観覧券発送、メールによる手配回答を組み合わせて販売していた2010年当時のジェイプラザのおどり販売実務を伝える記録です。