沖縄モノレールが開業 戦後初めての「電車」。

2003年8月10日、沖縄都市モノレール「ゆいレール」が那覇空港駅-首里駅間で開業し、午前6時に両駅から一番列車が出発しました。沖縄本島では戦後初となる軌道系交通機関の開業でした。

開業時は2両編成で、那覇空港駅から首里駅までの約13km・15駅を約27分で結んでいました。車内の座席に琉球絣を取り入れるなど沖縄らしさも演出され、鉄道利用に馴染みの薄かった利用者向けには、券売機の使い方や乗り方を紹介する冊子も用意されていました。

ところが開業初日の午後8時25分ごろ、古島駅からおもろまち駅へ向かっていた列車が走行中に自動停止。全線で運転を見合わせる事態となりました。約160人が乗車していましたが、車内の照明や冷房は作動しており、けが人や大きな混乱はなく、午後10時30分ごろ運転を再開しました。

その後ゆいレールは沖縄の公共交通として定着し、2019年10月1日には首里駅からてだこ浦西駅まで4.1kmを延伸。現在は那覇空港駅からてだこ浦西駅まで17km、19駅を結ぶ路線となっています。