羽田-青森線の搭乗率低迷。スカイマークの井上社長談。

2003年6月、スカイマークエアラインズの井上雅之社長は青森市で記者会見し、就航から約2か月を迎えた青森-羽田線について、搭乗率が採算ラインとしていた55%を大きく下回っているとして、状況が改善しない場合には経営上の判断が必要になる可能性を示しました。

掲載当時の同社発表では、4月の青森線の搭乗率は33.8%、同時期に就航した徳島-羽田線は31.1%でした。その後6月の速報値では徳島線が50.4%まで上昇した一方、青森線は33.8%と低迷していました。

同社では、青森地区におけるスカイマークの認知度が想定ほど高くなかったことなどを要因として挙げ、繁忙期にも運賃を据え置くなど利用者増を図る考えを示していました。両路線は2003年4月25日に就航し、当時はいずれも1日2往復で運航していました。

その後、青森-羽田線は2003年11月に運航を休止しました。新規航空会社が地方路線へ参入していた当時の航空業界と、就航後の厳しい路線運営の一端を伝える記録として概要を残しています。