2009年度 近鉄「伊勢神宮初詣割引きっぷ」― JTBでの販売記録

2009年度の年末年始、近畿日本鉄道では恒例の企画乗車券「ゆめもうで・伊勢神宮初詣割引きっぷ」を発売しました。ジェイプラザでは、このうち近鉄版の特急券付商品を取り扱っていました。

このきっぷは、大阪・京都・奈良および名古屋方面から伊勢志摩地区までの往復乗車券と特急券引換券、伊勢志摩地区のフリー区間、フリー区間内で利用できる特急券引換券などを組み合わせた企画乗車券でした。

当時の販売価格は、関西地区発着版が大人5,000円・小人2,500円、東海地区発着版が大人4,500円・小人2,250円でした。

伊勢志摩地区では観光施設の割引特典が設定されていたほか、伊勢神宮内宮・外宮で「初幸の寅」または「干支盃」のいずれか1点を受け取ることができました。また、応募者の中から抽選で伊勢志摩の特産品が当たる企画も実施されていました。

発売期間は2009年11月15日から12月31日までの前売り限定で、利用期間は2009年12月30日から2010年1月31日まで、有効期間は往路乗車日から3日間でした。

ジェイプラザで販売していた近鉄版「伊勢神宮初詣割引きっぷ」は、近鉄が用意した常備券を販売する方式ではなく、JTBの「船車券」としてコンピューター発券する取扱いでした。

当時、近鉄の常備券による同商品の販売はJTB西日本・JTB大阪エリアの一部店舗に限られており、阪神版についても西日本エリアの特定店舗での常備券販売となっていました。このため、地域や店舗によって同じ企画きっぷでも販売方法・取扱商品が異なっていました。

本記事は、年末年始の伊勢神宮初詣向け企画乗車券の内容とともに、JTBの発券システムを利用して私鉄の企画商品を販売していた2009年当時の旅行会社店頭での取扱いを伝える記録です。