2008年 JR高速バス運賃制度改正 ― 繁忙期・閑散期運賃と「ドリーム」ブランド再編

JR高速バスでは2008年7月1日から、一部路線で運賃制度や列車名に相当する便の愛称、運行体系などの大きな見直しが行われました。

一部路線では繁忙期・閑散期に応じた運賃が設定され、それに伴って往復割引運賃や回数券、一部の企画乗車券が廃止されました。また、時期によって便の号数を変更する運用も行われ、同じ路線でも繁忙期と閑散期で異なる号数が使用されました。

路線名称の整理も行われ、東京と八戸・十和田方面を結ぶ「シリウス号」は「ドリーム八戸・十和田(シリウス)号」へ、東京と盛岡を結ぶ「らくちん号」は「ドリーム盛岡(らくちん)号」へ名称が変更されました。なお「シリウス号」は、その後2009年にJRバス関東が運行から撤退したことに伴い、再び従来の名称へ戻っています。

また当時の記事では「ドリームなんば・堺号」を2008年6月30日限りで廃止と案内していましたが、実際にはJRバス各社が運行から撤退した後も、同年7月1日から南海バス単独で運行が継続されました。同路線が最終的に廃止されたのは2016年です。

本記事は、高速バスが従来の固定的な運賃・割引体系から、利用時期などに応じたより柔軟な運賃設定へ移っていった時期と、「ドリーム」ブランドを軸に路線名称の整理が進められた当時の記録です。