2008年 東武「まるごと日光・鬼怒川 東武フリーパス」誕生 ― 2025年まで続いた企画乗車券

東武鉄道では2008年4月1日、それまで販売していた「きままに東武フリーパス」シリーズをリニューアルし、「まるごと日光・鬼怒川 東武フリーパス」「まるごと日光 東武フリーパス」「まるごと鬼怒川 東武フリーパス」の3商品を発売しました。

いずれも浅草方面から日光・鬼怒川方面への往復乗車と、現地の鉄道やバスなどを組み合わせた周遊型の企画乗車券でした。2008年当時は4日間有効で、「まるごと日光・鬼怒川 東武フリーパス」は浅草発5,980円(4~11月)などの料金で販売されていました。

このリニューアルでは、それまで別途渡していた「共通割引券」が廃止され、フリーパス本券を提示することで指定施設などの割引を受けられる方式へ変更されました。当時は紙のフリーパスと時刻表・パンフレットを組み合わせて観光客へ案内する販売方法が一般的でした。

「まるごと東武フリーパス」シリーズはその後も17年以上にわたり販売されましたが、乗車券類のデジタル化に伴い、2025年9月30日発分をもって3商品とも販売を終了しました。日光・鬼怒川方面の周遊商品は、スマートフォンを利用する「NIKKO MaaS」などのデジタル企画乗車券へと引き継がれています。