過去のお知らせ
2004年11月に掲載した、新潟県中越地震による鉄道運休からの復旧に関する当時の情報です。地震では上越新幹線「とき325号」が営業運転中の新幹線として初めて脱線し、上越新幹線や在来線の一部が長期間不通となりました。ジェイプラザ・オンラインの過去の記録として、当時「トピックス」としてご案内していた内容を整理して保存しています。
2004年10月23日に発生した新潟県中越地震では、上越新幹線や信越本線、上越線、飯山線など各地の鉄道施設が大きな被害を受け、長期間にわたって運転を見合わせる区間が発生しました。
上越新幹線では、浦佐―長岡間を走行していた「とき325号」が地震の揺れによって脱線しました。1964年の東海道新幹線開業以来、営業運転中の新幹線が脱線した初めての事例となりましたが、幸い乗客・乗員に負傷者はいませんでした。
地震後は復旧作業が進められ、11月下旬から信越本線経由の列車や「妙高」「トワイライトエクスプレス」「日本海」「きたぐに」「北越」などが順次運転を再開しました。上越新幹線でも一部区間・列車から段階的に運転が再開されました。
その後、上越新幹線は2004年12月28日に全線で運転を再開しました。復旧直後は越後湯沢―燕三条間で速度制限が行われ、通常より時間を要する運転となりました。
この脱線事故を受け、JR東日本では脱線原因の調査とともに、新幹線の地震対策について検討が進められました。新潟県中越地震は、新幹線の高い安全性を改めて検証し、その後の地震対策を強化していく大きな契機のひとつとなりました。