さよならボンネット型車両 特急「雷鳥」から引退。 

2003年9月21日、長年親しまれてきたボンネット型車両が、老朽化によりJR北陸線の特急「雷鳥」から引退し、富山-大阪間で「さよなら運転」が行われました。

丸みのある先頭部を特徴とするボンネット型の国鉄特急車両は、1950年代末から各地の特急列車で活躍しました。「雷鳥」でも長く使用され、この日のさよなら運転では、1964年の「雷鳥」運転開始当時と同じ米原経由で富山-大阪間を走行。沿線や駅には多くの鉄道ファンが集まり、最後の姿を見送りました。

ボンネット型車両の引退後も「雷鳥」そのものは運転を続けましたが、車両の老朽化と「サンダーバード」への置き換えが進み、2011年3月11日に運転を終了。1964年の運転開始から約47年の歴史に幕を下ろしました。

その後、大阪と北陸を結ぶ役割は「サンダーバード」が担い、2024年3月16日の北陸新幹線・金沢-敦賀間開業後は、大阪-敦賀間を「サンダーバード」、敦賀から北陸方面を北陸新幹線へ乗り継ぐ形へと変化しています。