この記事は2003年7月22日に掲載した当時の航空運賃・交通業界情報です。当時ANAは、同年10月に予定されていた東海道新幹線 品川駅の開業や「のぞみ」の増発を強く意識し、東京-大阪・岡山・広島など新幹線と競合する路線の割引運賃を値下げしていました。その後、東海道新幹線 品川駅は2003年10月1日に開業し、航空と新幹線をめぐる競争環境も大きく変化しました。記事中の「シャトル往復運賃」「リピート4回」「超割」等は現在のANA国内線運賃体系にはありません。2026年8月の確認時点では、ANA国内線は「シンプル」「スタンダード」「フレックス」などを中心とする運賃体系となっています。記事中の運賃額・商品名・適用条件等はすべて2003年当時のものです。ジェイプラザ・オンラインの過去の記録として、当時「トピックス」としてご案内していた内容を保存しています。
全日本空輸は22日、2003年9月搭乗分以降の国内線割引運賃について、最大約24%値下げすると発表しました。
同年7月には国内線普通運賃を値上げした一方、10月に予定されていた東海道新幹線 品川駅の開業や「のぞみ」の増発を意識し、東京-大阪・岡山・広島など新幹線と競合する路線の割引運賃を引き下げるものでした。
東京-大阪間の「シャトル往復運賃」は、従来の片道14,500円から13,700円へ約6%値下げ。東京-岡山・広島間に設定されていた回数券「リピート4回」は、岡山線では19,700円から15,000円、広島線では19,950円から17,000円へ値下げするとしていました。
また、搭乗期間や発売期間を限定した「超割」は、それまでの国内全路線一律10,000円という設定を改め、方面別に9,000円~12,000円とする方式へ変更。東京-大阪・富山・小松など比較的距離の短い路線を9,000円、東京-北海道・沖縄方面などを12,000円とするなど、距離に応じた価格設定へ移行するとしていました。
☆どうせ値下げするのであれば、ほとんど需要のないシャトル運賃ではなく普通運賃か、せめて特割を下げて欲しいものですね。また、超割も昔のように席数制限なしで設定しているのならともかく、ピーク時にはほとんど取れない現状では、有名無実となっているようですね。販売現場としてはもっと現実的な設定を望むところです。(ひ)