JAL・ANAともに普通運賃11%値上げ、7月1日より。

2003年7月1日搭乗分から、日本航空グループと全日本空輸は、国内線の普通運賃を約11%値上げすると発表しました。

前年には、日本航空と日本エアシステムの経営統合を機に普通運賃が引き下げられ、全日空も競合路線で値下げを行っていましたが、約9か月で再び以前の水準へ戻すこととなりました。

当時は国内線で割引運賃をめぐる価格競争が続いており、普通運賃は主に予約変更などの利便性を重視する利用者に使われていました。一方、新型肺炎(SARS)などによる航空需要の低迷も重なり、航空各社の経営環境が厳しくなっていた時期でした。

この記事は、JAL・JASの経営統合や航空会社間の運賃競争、SARSによる需要低迷などが重なった2003年当時の国内航空業界の動きを記録するものです。