スイカ(JR)、パスネット(私鉄)、バスカード(バス)が共通化へ。 

JR東日本と東京、埼玉、千葉、神奈川の1都3県の私鉄・バス42社、公営地下鉄・バスの3者は28日、IC内蔵型の乗車カードを共通利用できるようにすると発表しました。掲載当時は、早ければ2006年度からの実施を目指すとしていました。

当時、私鉄・地下鉄各社では磁気式の「パスネット」、バス各社では「バス共通カード」が広く利用されていました。一方、JR東日本では2001年からICカード「Suica」のサービスを開始しており、改札機にカードを通さず、触れるだけで乗車できる新しい仕組みが普及し始めていました。

今回発表された構想は、JR・私鉄・地下鉄・バスなど異なる交通機関を1枚のICカードで利用できるようにするもので、乗車券や複数のカードを使い分ける煩わしさを大幅に減らすことが期待されていました。

その後、この構想は「PASMO」として実現し、2007年3月18日にサービスを開始。同日からSuicaとの相互利用も始まりました。さらに2013年には交通系ICカードの全国相互利用サービスが始まり、この記事で描かれていた「1枚のカードでさまざまな交通機関に乗れる」という構想は、首都圏を越えて全国へ広がっていきました。