この記事は2003年7月28日に掲載した当時の交通・ICカードに関する情報です。掲載当時、JR東日本の「Suica」、私鉄・地下鉄の磁気式カード「パスネット」、バス各社の「バス共通カード」はそれぞれ別の仕組みで利用されており、この記事はそれらを将来1枚のICカードで共通利用できるようにする構想が発表された際の記録です。その後、2007年3月18日に「PASMO」がサービスを開始し、同日からSuicaとの相互利用が実現しました。さらに2013年には交通系ICカードの全国相互利用サービスへ発展し、現在は全国各地の対応する鉄道・バス等で利用できる仕組みとなっています。記事中の事業者数・実施予定時期・カード名称・利用方法等は2003年当時のものです。ジェイプラザ・オンラインの過去の記録として、当時「トピックス」としてご案内していた内容を保存しています。
JR東日本と東京、埼玉、千葉、神奈川の1都3県の私鉄・バス42社、公営地下鉄・バスの3者は28日、IC内蔵型の乗車カードを共通利用できるようにすると発表しました。掲載当時は、早ければ2006年度からの実施を目指すとしていました。
当時、私鉄・地下鉄各社では磁気式の「パスネット」、バス各社では「バス共通カード」が広く利用されていました。一方、JR東日本では2001年からICカード「Suica」のサービスを開始しており、改札機にカードを通さず、触れるだけで乗車できる新しい仕組みが普及し始めていました。
今回発表された構想は、JR・私鉄・地下鉄・バスなど異なる交通機関を1枚のICカードで利用できるようにするもので、乗車券や複数のカードを使い分ける煩わしさを大幅に減らすことが期待されていました。
その後、この構想は「PASMO」として実現し、2007年3月18日にサービスを開始。同日からSuicaとの相互利用も始まりました。さらに2013年には交通系ICカードの全国相互利用サービスが始まり、この記事で描かれていた「1枚のカードでさまざまな交通機関に乗れる」という構想は、首都圏を越えて全国へ広がっていきました。